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家の中あれこれ

中川政七商店のティッシュケースカバーを買いました 

ティッシュケースカバーが古びたので新しいものを買うことにしました。

毎日身近にあってなにげなく手で触れるので

よく見るといつの間にか汚れていたり生地がよれていたりしますね。

探しているとき、ちょうど中川政七商店
さんの商品と出会いました。

ちょっと前までは、ティッシュケースカバーなんてどんなのだっていいや、

という気持ちでした。

ところが、この頃は、手許に置く些細なものこそ

気に入ったもの、良き物にしたい、

いつも使う物から、貧乏でも小さな満足感が生活の中に生まれてくるんだ、

なんて思うようになりまして。

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このカバーを見たとき、素材と色の両方にとても惹かれました。

今までの経験から、良いものは飽きないと感じるし、

目や手触りで手作りの物をいつも味わうのは、

感性磨きにも悪くないんじゃいかなどと考えて購入しました。

いつかお会いした友禅作家さんが、

「自分のまわりの何割が手作りのものか、と考えてみてください」と

言っていたのも思い出しました。

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赤の色の典雅さ、花唐草模様の古風な品格、

日々使っているうちにいろいろな芸術品への想像も広げてくれます。

着物や法隆寺の古代切れなど・・

機能としては文句ありません。

入れ替え時の手間は楽です。

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短い辺からまず入れて脇から長い辺のゴムをかければすぐにできます。

今もっとも多い厚みのティッシュペーパーの箱に合うサイズなので

大きさが余ってダブついてしまうことはありません。

はずしたときも、麻特有の固さのおかげで

形がしっかりついているため箱に再び入れるのがらくです。

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中川政七商店
さんでは、

現在も江戸時代の奈良晒と同じ製法で生地を作っているそうです。

そうすると生地を作るには機械で作るのに比べ

はるかに多くの人の手と多くの時間を要します。

それでも昔からの製法で作られた生地にしかない良さ、

温かみ、誇り、味があるとの考えから、

自信をもってそれを続けているとのことです。

その辺りにも共感するのがこのお店のお客さんになる理由でしょうか。

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