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『幸せの新しいものさし』

さすがな題名ですねー。
ふつうのわたしたちは、ものさしを新しくできなくて
思い込みからの発想ばかりして
憂鬱な気分になったりします。
この本の中でいちばん生かしたいと感じた章が
「読書のものさし」。
本に関係あるアルバイトをしているので
こういう発想で仕事するといいのかー
と思いました。
たしかに、「子どもたちを本好きに」は
おとなが考えそうなことですが、
そううまくいくわけないのが現実でして。
発想のベクトルを変えてアプローチしなけりゃ
効果ないんですよね~。
食指をのばしそうな本を置いとくと
なんにも言わなくても争って持っていくからな~。

この本のこの章では
人と本が新しく出会う場所づくりについて
提案がいろいろされています。

1、風の又三郎を感じる旅
  ・・・空港の旅グッズ売り場に行き先別のいろんな本が置いてある
2、予備校生相手の場合
  ・・・なんで東大に行きたいか?
     東大生たちが好んで見ているフリーペーパーや
     卒業生のその後や著書
     教授が書いた本 
      などを置く
3、マッチングするのは「人と商品」ではなく「人と体験」である
  ・・・ということで、
     もはや本を商品として売るという考え方でなく、
     読書することで生まれる憧れや意欲や愉しさや思い出など
     とともに本を売る、という発想です。

こんなに楽しくて思考経路をも変える
読書という体験を知る人が増えると
犯罪も減るはず??
読書好きはそう思うんであります。

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