台風できょうの予定が中止になりました。 さて、おうちにいられることになりました。 思ってもみなかった「おうち時間」。 机に向かってふと手がのびたのが 「歳時記」→「久保田万太郎句集」 くらしの中にいる人の一瞬をしみじみと […]
投稿者: akikusa
普通の人たちが運命に従って生きる、喜びと悲しみ
人間を50年やって、ようやくなんとなくわかる気のする「生きる悲しみ」。 生まれてからずっと、我が身の置かれた境遇で 日々を生きている普通の人。 暮らしのために苦しいことに耐え、いやなことをがまんし、 ときどき楽しみもある […]
いい作品を作り出した芸術家たちの側面
いろんなことに悩んだりするふつうの毎日。 ずっとむかしから人は、 こうやってちっちゃいことに苦しんで生きてきたんだろう、などと思う。 ちっちゃい自分の存在の中の、またまたちっちゃい出来事や人間関係にこだわりながら。 そう […]
読んだと思ってる有名作の内容が違っていたとき
有名な文学作品で、読んだと思ってるし、実際読んだのかもしれない作品。 でも、内容をよく覚えていなくて、 たぶんこんな内容だったと思う・・ 程度のおぼろげな記憶しかない作品って、 多いです。 読み返す機会もなく過ごしていて […]
3代目市川猿之助襲名披露興行が昭和38年5月に行われました。 祖父の2代目猿之助の当たり役『黒塚』を、 急遽、しかも、周囲の反対を押さえて 行うことになったそうですね。 弱冠23歳で顔にシワを描いて、 ゴマ塩の白の鬘で舞 […]
月いち観劇日 歌舞伎座!
歌舞伎座が新開場して、 わたしも月1回くらい行きたいもんだ・・ということで 今月は「加賀見山再岩藤」を見物。 久しぶりにイヤホンガイドを借りて観劇しました。 まえに「鏡山旧錦絵」のほうは見たことあると思うんだけど そのあ […]
東劇から歌舞伎座を見やる故名優たちの写真~
築地へ行ったときのこと。 東銀座から築地へ歩く途中に東劇があります。 いま、「歌舞伎クラシック」と銘打って 昭和50年代などの舞台映像を映画で見ることができます。 「隅田川」をこの間見たんですが、そのお話は […]
見ごたえあるお芝居や踊りに共通のことって
ずいぶん大上段に構えたタイトルをつけちゃったんですが、 ちょっとそう思ったもので、自分で忘れないためにも 書いておくことにしました。 「隅田川」を観ました。 東劇でやっている歌舞伎クラシックの 歌右衛門・勘 […]
戸板康二さんは、弟子をとらない方で、 年下の人たちのことは、「若い友だち」と呼んでいた。 にもかかわらず、みんながごく自然に戸板さんのことは「先生」と呼んでいた。 かなりの作家のこともさんづけですましていたベテラン編集者 […]
時がたつとわからなくなるもの お芝居のセリフ
『四谷怪談』序幕 浅草寺境内額堂の場で、 「藤八五文奇妙」(トオハチ ゴモン キミョウ) というセリフがある。 昭和24年に出たとき、その場が上演されるのは明治10年以来(!)で、 いったいどんな意味なのかわからない。 […]