カテゴリー別アーカイブ: 文化・芸術

IMG_2359

好きで続けているお琴と三味線で秋を楽しみました

秋の日を心豊かに過ごすなら
どんなひとときがいいのかな。

好きな日本文化とともに静かに過ごすのもいい。

そう思う人たちと
深まる秋のひとときを過ごすことができました。

IMG_2359

IMG_2361-1

IMG_2360

このように過ごすことができたことを
とても感謝しています。
好きで続けているお琴と三味線、
これからもがんばってお稽古しようと思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 和の暮らしへ
にほんブログ村

A7EDD1B5-D719-4E37-8B78-C86800021518

復興せる歌舞伎座 芝居も時代とともに

歌舞伎座が新しくなったのは何年前かな。
今の歌舞伎座の前の歌舞伎座が新しくなったのは
昭和26年だった。
いや、私は生まれてはいなかったが。

174D4308-8DAB-4ED7-A4E5-8595D2691198

古本好きなので開場時の記念誌を買ってあったのです。
夏の終わりに、眺めていました。
江戸の頃から受け継がれている演目の数々を脈々と育て磨き上げてきたことを痛感せずにいられません。
時代時代で形やスピードなど変わるところはあっても人々の心に訴えるところは変わらないんだと思う。

image
こんなにたくさんの人たちがこんなにも情熱を傾けて築き上げ練り上げてきた芸を
観客たちが、こちらも劣らぬ情熱で劇場の内外で熱を上げて楽しみ語り合い続けてきた。間違いなく。

A7EDD1B5-D719-4E37-8B78-C86800021518

分厚くて優雅な装丁のこの本を見ると、つくづくそう思う。
548137C8-53FB-48EA-ADC4-F2DD34E6D9CC

ここのところ贔屓の役者さんが亡くなり足が遠のいていた元歌舞伎ファンですが、たまには若い役者さんたちが頑張る姿を見に行こうかなと。
明治36年、昭和24年に続く過渡的時期を迎えていることは確かだと思いながら。当時のじじいばばあもこんな気持ちだったのだろうと思いながら。

慶応3年の10月25日、江戸の中村座、市村座、守田座の三座の座元が芝の薩摩屋敷に呼び出されている。新しく芝居の櫓を許可するという言い渡しがあるというので3人が待っているところだ。

そこへ、へんなものがあらわれる。

生首であった。生首が3つ4つ、運ばれてくる。すしやの小金吾の首だの寺子屋の小太郎の首だのは見ているが、いくら江戸でもほんものの生首は、そんなに見たことはない。

そのうちに傷ついた兵士だの敵のいけどりなんかが大勢現れるので、おっかなびっくり控えた待っていると、番所のしまいの時刻がきて、追ってまた呼び出す、と言われて、3人はほうほうのていで帰ってくる、とある。薩摩屋敷の焼き打ちの日だそうだ。

安藤鶴夫『あんつるくんの便箋』

芝居も時代とともに歩んでいるのです。

これは年表中の昭和24年のページ。
703B867B-A37D-43AD-9593-59C445DA064D
お芝居見物、役者さんの贔屓は、人々の生きる活力になるのです。
歌舞伎の場合は、この役、あの人は、ああやってたなーーー、、、という感慨も見物する味わいの大きな部分ですなぁ〜

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 和の暮らしへ
にほんブログ村

人物の心情が聞く者の心に迫ってくる・・・義太夫

義太夫ひとつの試み

5月26日(日)、お江戸日本橋亭でこういう会がありました。
聞きにいったところ、思ってた以上に感銘を受けました。

終わったとき、多くのお客さんがしばらく呆然となっていました。
互いに顔を見合わせる人あり、
ため息ともうなり声ともつかない息をもらしつつ、
しばらく席を立たない人あり、
無言で空を見つめる人あり・・・。

義経千本桜「すしやの段」は、
よく出る幕なので内容はだいたい知っていました。
けれども、これまで感じたこととはまた
違った感動を覚えた部分がいくつもありました。

権太の女房小せんと倅善太が身代わりになると
自分から言うところの語りは
特に良かったです。
身代わりになって鎌倉へ引かれていくのを
そんなふうに引き受けられるのか、と
これまでお芝居で見たときよりも一層情感深く感じました。

こうなると、文楽のように人形があるかどうかは関係ないかもしれないと思いました。
なんだろう、この感覚。
語る太夫さん、越孝さんのほうを見たりして聞いてるわけですが、
登場人物の心情が聞く者の心に迫ってくるんだな。
素浄瑠璃でこんなふうに感じたことは初めてかも。

義太夫をもっとたくさんの人に知ってほしい。聞いてほしい。
4月にラジオ深夜便に越孝さんがご出演していました。
にっぽんの音【 女流 義太夫 】/竹本 越孝・たけもと こしこう

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 和の暮らしへ
にほんブログ村

朗読の時間です

山本周五郎作品を聴いた。
山本周五郎作品って、けっこう読んだつもりでいたけど
読んでないものもたくさんあるし、
たとえ読んでても、いい具合に忘れています・・・

「藪(やぶ)の蔭(かげ)」
「つゆのひぬま」
「中央銀行三十万円紛失事件」・・・

アナウンサーや俳優さんが読んでいます。
目を使いすぎて、目を使わないで楽しめることは?
という場合にもおすすめ。

NHKラジオ第2
毎週月曜~金曜 午前9時45分 | 再放送 毎週土曜 午後9時45分
朗読やってます。

わたしは
らじる★らじるの過去の放送コーナーで聞きました。
とっても良い!!

NHKオンライン 朗読

ラジオっていい。
しみじみ、いい。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへ
にほんブログ村

たくさんの人の気持ちと時間がこめられた物

IMG_1559

一言、「すごい!」。

東京子ども図書館に敷かれた新しい「じゅうたん」。
最新号の「暮しの手帖」に紹介されているそうです。
残念なことにまだ知りませんでした。
先日訪れていきなり対面してびっくりしました。
一つ一つを、だれかが、ひと針ひと針。

たくさんの人の気持ちと時間がこめられている! そのことが
見るわたしたちの心に迫ってくるのでしょう。

東京子ども図書館は
「子どもの本と読書を専門とする私立の図書館です。
1950年代から60年代にかけて都内4カ所ではじめられた【石井桃子のかつら文庫】、【土屋滋子のふたつの土屋児童文庫】、および【松岡享子の松の実文庫】を母体として1974年に設立、2010年に内閣総理大臣より認定され、公益財団法人になりました。」(東京子ども図書館ホームページより)
という図書館。

一人ひとりが小さなことで、だれかの心にともし火をともす。
それが
すばらしいことだと思えるようになる土壌が
本によって作られる、
っていう側面、あると思う。

「暮しの手帖」では、前の号でも
松岡享子さんの雪の結晶の刺繍について載っていました。

最近、手芸のたしなみまったくなしのわたしも
ちょびっとずつ手を動かしているところだったので
なんとなくうれしく共感しております・・・
IMG_1519

東京子ども図書館でこれも買いました。
IMG_1565
大槌町の「ミツコ」さんが作ったかわいいプローチ。
これをつけて子どもたちに
図書館の紹介やおはなしをしたらいいな、と思っています。

 

東京子ども図書館では、良い本なのに絶版になって
今では読まれるチャンスが減ってしまっている本の
復刊キャンペーンもおこなっています。
リストに「あ、この本!」と思う本があるかもしれません。
見てみてね。

あ、「まだ」そこにははいっていないけど、
図書館では、書庫にはいってみんなの目に触れない
良い本っていうのも
けっこう多いですよね。

たとえば、『木馬のぼうけん旅行』とか。
だれかが悲しんでいるのを見るのがきらいな「木馬」の
お話なんですが、
子ども向けの幼稚な話、と思い込まずに、
読んでみてほしいです。

おとなが心洗われる臨場感ある物語です!!
紹介をここに↓↓↓↓書きましたので

「他の人が悲しんでいるのを見るのがきらいな」
少しでも「そうなの~?」と感じた方、
見てみてください~
にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへ
にほんブログ村

久保田万太郎 あきくさばなし、釣堀にて

みつわ会第二十回記念公演
「あきくさばなし 釣堀にて」
行きました。
IMG_1558

人間が存在して日々を過ごしているのを
しみじみと描いていて、
人間って、小さくて弱いけど、
あたたかくて
いっしょうけんめいに生きる
生き物なんだな・・・
と感じました。

つつましく、まっとうに生きる人たちが
しゃべる会話の一言一言が
心にしみこんでいく味わいがあります。

大事件があるわけじゃないけど
お互いの間にさざ波が立ったり
悩んだり
まちがったりする
そんな毎日が描かれています。

俳優さんたちのせりふがきれいで
気持ちよく言葉に没頭できる気がしました。
庄吉役の田口守さん、直七役の中野誠也さんは
さすがの味わいだったように思いました。
その時代はこうもあったろうか、とか
気持ちのゆらぎが自然に伝わってくるところとか
心地よかったです。

あきくさばなしの舞台は昭和二十年七月
釣堀にての舞台は昭和初めごろの十二月
でした。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 和の暮らしへ
にほんブログ村

久保田万太郎で良き出会い

久保田万太郎を好きな人って、
今どきそんなに多くないよね~
と、思っていました。

久保田万太郎と言っても、
小説、戯曲、随筆、俳句で
それぞれ好き嫌いが分かれるとは思いますが。

ある日ツイッター上で「久保田万太郎」で検索したら
人形町のギャラリーで開かれている
大高郁子さんの個展を知り
出かけることができました。
『久保田万太郎の履歴書』の出版記念展

まさか今ごろ久保田万太郎がこんなにとり上げられているとは
知らなかったので、個人的には驚きました。
もっと前に大高さんのことを知っていれば
驚かなかったのに、すみません・・・。
でも、このたび知ることができて、
ほんとに良かったです。

溝印刷の横溝さん(知り合いではないのに親しげ?)が
以前から万太郎俳句に惹かれて
好きな句で栞を刷ったりしていらっしゃったということも知り、
そういう人がいたんだな~
なんて素朴な感動を覚えたりも。
同好の人を見出した喜びというか。

で、久保田万太郎愛読者としては
大高さんの作品全部をじっっっっっっくり時間をかけて
見てきました。
どれもどれも、とっても味わい深いものなので。

そうしていよいよ最後にご著書を購入して行こうと
「すみませ~ん」
と奥へ声をかけると、
あんまりよく見ているので関係者の方かと思いました、
と言われてしまいました。
たんなる愛好者なのに、
しつこく見すぎて恥ずかしい・・・

で、折しもその日は雨ふりで、ギャラリー内がすいていたので
大高さんとお話させてもらってきました。
久保田万太郎を知って好きになったんですね、と言ったら、
今もすきじゃない!
っておっしゃったので、
「え~~?!」
なんて、笑っちゃいました。
誤解のないように付け加えると、「小説は」
好きじゃない、ってことで。
それはわかります。
わたしは小説ももちろん好きですが
「これは嫌いな人も多いだろうなーー」
と冷静に認めてます。

大高さんのご著書と名刺版久保田万太郎句抄、買わせていただきました。
IMG_1520
で、久保田万太郎作品のお芝居上演がもうすぐ。
みつわ会さんの公演、毎回楽しみにしている一人です。
みつわ会公演公式ブログ

それでさらに、
うれしくなって、ずっと前に古書展で買った、
「ボロボロだけど胡蝶本」(笑)の
久保田万太郎『浅草』を出してきて
味わったりしております次第で・・・IMG_1515

IMG_1516

IMG_1518

永井荷風の「小説『浅草』の跋」なんかも、
時代を映して感慨深いです。
IMG_1517

良き出会いをありがとうございます。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 和の暮らしへ
にほんブログ村

文楽「冥途の飛脚」映画で伝わる気合い

昭和54年の映画。
IMG_1032

恵比寿の写真美術館ホールで上映されていると知り
見てきました。
当日に並ぶというしくみなので、
はいれるのかどうかちょっと心配でしたが、
定員には余裕がありました。
で・・・
吉田玉男さんの「半眼」がすごく印象的でした。
芸に集中しているときに、目を開いているんだけど
何か物を見ているわけではない眼。
見ているのは、言うなら「芸」。

映画なので、劇場で見るより近い視点から
人形遣いさんの細かい芸を見ることができました。
あふれる思いを表現している集中力が
伝わってきます。

「心」と「間」が肝心なんだなーー・・
と感じました。

語り、三味線、人形遣い、3つの気合いが
一つになって、
人形に心が吹き込まれるんだな。

そうして、その心の高揚が観客に
ジワーッ
ザザーーッ
と押し寄せてくるっていうわけだ、と感じました。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 和の暮らしへ
にほんブログ村

スタンプ好き、兼 箱好き

スタンプが好きで、かわいいのがあると
つい買いたくなる・・

そのわりには、使用頻度は高くないんだけど。

でも、きっと何かに使う、と思う。
だって、こんなにかわいいんだから!(笑)

Img_0927

Img_0928

Img_0926

文房具屋さんで買ったり、
通販でも買ったり。

箱好きもあいまってこうなります・・↓↓
Img_0929

文房具って、楽しいですね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへ
にほんブログ村

戦中から戦後すぐに制作された映画が当時の生の様子を伝えることになるんじゃないかな

太平洋戦争で日本のふつうの人たちの生活が
脅かされていた様子や
敗戦になってなんとか生きようとする当時の人たちの
姿は、
直接知っている人が少なくなりつつありますね。

だから、かたりべや本で
伝えなくては、という流れがあります。
そういう中で、多くの人は、自分も含めて
かたりべの方の話を聞くことや本を読んだりすることに、
辛い話だし、積極的に手を出すのがためらわれて・・
という気持ちがあります。
知らなきゃいけないこと、と思っていても。

そういうとき、映画なら、見たいな、
という気持ちになりやすいです。

神保町シアターでいま上映されている
戦後すぐに封切られた映画たちは、
当時の街の生の様子が映っていたり
孤児となった子どもたちがじっさいに出演していたりしています。

苦しい現実のなかで作られた映画のはずですが、
信じられないくらい明るい雰囲気を持っていたり
まっすぐで必死な姿勢が描かれていたり。

8月に続けて上映されるので
この機会に見ておきたいです。

こういう映画で戦争のことを伝える、っていうことは
教育のなかに取り入れたらいいんじゃないかな。
中高生くらいなら何かを感じとることができると思う。

[E:slate]神保町シアター 戦後70年特別企画 1945-1946年の映画

にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへ
にほんブログ村