カテゴリー別アーカイブ: 東京都大田区

街の古本屋さん、ばんざい!

街の古本屋さんが少なくなっていくのを
残念に思っています。

そんな中、近所の大森界隈でふだん行ける古本屋さんが
松村書店さん!

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詳しいことは知らなかったのですが、
きょう、店先の写真を撮ったら
左上、商店街の電光掲示板に
「創業50年、当代30年
山王のお客様のために
古本を提供しつづけています。」
と、ありました。
古そうな感じはしていたが・・・

山王は以前は現在にもまして、
古本を売ったり買ったりする人たちが
多く住んでいたことでしょう。
文士村って呼ばれてた時代もその昔あったことだし。
馬込文士村

松村書店さんの品揃えは
お客さんの顔を思い浮かべながら並べているんだろうな
という感じがします。
それか、ある棚は、ある人が持ち込んだ本が
並んでいるのかもしれない。

営業している時間帯に前を通ると
たいていふらっと覗いてきます。
で、趣味が合うというのか、
たいてい「わ~、買おう!」
という本と出会っちゃうんです。

きょうはこれ。
武満徹・川田順造『音・ことば・人間』岩波書店
IMG_1462

最近、やっぱり武満徹の音楽って
知らないで小耳にはさんだときに
「ん? これなんだ?」
と、足を止めさせる魅力があるな~~
と再認識したところだったので
思わず読みたくて買いました。

街の古本屋さんばんざい!
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振り子時計や火鉢のあるカフェ

振り子時計や火鉢のあるカフェ、隣町珈琲に行きました。初めて。
地理的にも嗜好的にも
接点があったけどまだ行くチャンスがなかったお店。

お店の紹介に
「高齢化が進む日本で、お年寄りが集える落ち着いたゆったりしとた空間」
とあるから
おじいさんやおばあさんのための場所?
と思ったけど、そうばかりではないようで・・・

本も売ってる!
「街の手帖 池上線」という地域誌もある。
コトノハ
IMG_1432
知ってる風景やお店を
再認識できたり
見たことしかなかったお店の
中の人を知ることができたりして
「じゃあ今度はいってみよう」と思うお店が
いくつもある!

いろんな活動をしている人たちが周りにいて
ここで出会っている気配が感じられます。
そういう輪に接点を持つことで
自分への刺激にもなりそうな。
いろんな人たちが自分たちの住む町の良さを
共有しつつ、もっと良くしていこうとする気持ちが
動きを作っているんですね。
そういう輪にはいりたいです。
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銭湯大使ステファニーさんの話を聞きに

大森の会議室で2月17日夜、
銭湯大使ステファニーさんの話を聞く会があると
大田区報で見て行ってきました。
銭湯、好きなんで。

銭湯好きのフランス人の美しい女性
って、珍しい感じです。
銭湯の人たちも、フランス人で美しい女性だから取材を受ける
っていうのもある気はする。
ひがみっぽくてすいません。(笑)
けど、ご当人はいたってフレンドリーで
日本人のご主人とともに肩の力をぬいて話をなさっていました。

留学で滞在して離日したあと、
今度は日本で仕事をするために住み始めたとき
仕事がつまらなくつらかったとき、椎名町の銭湯の
お風呂そのものの快適さはさることながら
銭湯主人や名前も知らないお客さんたちの親切さに
救われたそうです。

それだけならまだしもありそうな話ではありますが
そのあとに全国の銭湯にはいってまわったり
外国人をはじめ銭湯になじみのない日本人にも
広め親しんでもらう活動をなさっているのがすばらしいです。
なかなかそのエネルギーはふつうの人にはないものね。
どこでも銭湯

お話の最後の質問コーナーで
外国人を連れ歩くツアーリーダーの方の質問で
外国人は人前ではだかになるのに抵抗があるが
どうしたら銭湯の良さを味わってもらえるか、
との質問が出ていました。

事前にあまり予備知識的なことを言わないほうが
かえっていいのでは、という答えは
個人的に納得できました。
そういうものです。
みんなおんなじです。
すぐ慣れます。
自分だけはだかなわけじゃないです。
水着を着てはいるとかだめです。
その場に行ってもどうしてもだめな人はあきらめることです。

銭湯では顔は知っているけど名前は知らない知り合いがたくさんできます。
何年も銭湯で会っていても名前は知らない人っていうのがむしろふつうです。
そういうつきあい、ちょっといいです、東京らしくて。

大きいお風呂、健康にいいです。からだの面も心の面も。
東京は密集地であることから銭湯が多いです。
守りたいです、いいものを。

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すてきなシェアハウス発見

「シェアハウスというよりは
“文化住宅プラス”という呼び名の方が
しっくりくるかもしれません。」
と紹介されている物件が、近くにあると知り
わーー
と思い、住んでいる地元を見直した次第です。

とかく壊されてしまう木造アパートが、
こういう形で生き返るのは、
いいことだな~!

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外観だけだと、ちょっとわかりにくいですねー。
こちらに中の写真が↓↓

>>すてきなシェアハウス

大田区は、銭湯もたくさんあるからだいじょうぶだよ。

こういうところもあるし。
>>大森ロッヂ

近所にこういう雰囲気のところがあると
なんだかうれしい・・

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大田区にはお風呂屋さんが多い

大田区にはお風呂屋さんがわりと多い。
いっぽう、東京でもあちこちで廃業するお風呂屋さんが多い。
前に住んでいた、文京区の根津神社のすぐ近く、山ノ湯。
震災で設備が故障したためしばらく休業
って張り紙がしてあったけど、
どうしただろう、再開したかな〜。
根津あたりも、もうひとつの宮の湯がすでにやめてしまったから、
もし山ノ湯までなくなっちゃったら
お風呂のないアパートも存続できなくなってしまうだろう。
そうすると、町並みまで変わることになりかねない。

大田区・・の中でも大森から蒲田あたりには、
まだまだお風呂屋さんが多く残っていて
お客さんもわりと多い。
気軽に楽しめる(450円!)レジャー感覚だったり、
もっと馴染みの人にとっては暮らしの一部。
やっぱり家のお風呂よりあったまるし、
このあたりは温泉がひかれてるお風呂屋さんも多いから、
家のそばで温泉気分、ってわけですね。
うちから一番近いお風呂屋さんも温泉です。
「疲れた〜」と思う日や、
「あったまりたい」と思う日、
気分転換にもいいです。

我が街を愛する気持ちをみんなで盛り上げる

先日来、聞き書き・大田区民の会として活動に参加していた
蒲田今昔写真展が終了しました。

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昭和ヒト桁に生まれてずっと蒲田周辺で暮らしてきた方は、
戦前の写真もぜひ探してほしいとおっしゃっていました。
蒲田は昭和20年の4月15日に空襲を受けて
ずいぶん焼けてしまったそうです。
多摩川に逃げた人が大勢いてたくさんの人が亡くなったそうです。

古い写真の場所が特定できていなかったものが、
来場者の方の記憶から判明したものもありました。

駅舎や駅通路の写真では、
「ここを毎日通ってた」という人が何人もいて、
いまはご年配の方々が、
「中学生だった」「高校生だった」
と懐かしそうにお話されました。
「学校の規則でお下げ髪だったわ〜」
と、71歳だというご婦人が笑っておっしゃいました。

買い物で通っていた商店街の写真、
陸橋の開通式・・

みんな、それぞれの節目節目の思い出とともにある
街の風景だということが伝わってきました。

今度は隣りの地域についてもやってほしいという要望も
たくさんありました。

駅ビルの企業と観光協会と住民ボランティアが協力しあって、
自分の街を愛する気持ちを盛り上げるのは
とても良い企画だと感じました。

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P1030161

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池上本門寺 お会式 初めて見た

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わたしが大森に引っ越してきたのは、去年の10月末。

池上本門寺のお会式を初めて見ました。

来るつもりでもなかったんですが、
ちょうど6時すぎごろ自転車で帰宅途中に通りかかると
ずいぶん人が出て、笛や太鼓の音が賑やかなので、
光に集まるガのように、
スイ〜ッと、寄って行きました。
正門のところにちょうど
あの花のついた笠が並んで通るところでした。

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お祭りはやっぱり心が浮き立つものですね〜

日蓮聖人が亡くなった13日を中心にした行事なんだそうです。
日蓮聖人が亡くなられた時、
庭先の桜が時ならぬ花を咲かせたという故事から、
「万灯」という、
紙で作った花で飾った宝塔を掲げて行列するのが
万灯行列だそうです。
             
その万灯を先導するのが、
江戸の火消し衆が参拝したときに始めた纏(まとい)。
やっぱり関東人の心には
その動きとが、鳶のはっぴ姿とともに、
スカッと威勢がよくていい気分です。

鉦や太鼓や笛の音とともに
いろんな万灯がつぎつぎに進んでいくのが見飽きない感じです。

この界隈では一大イベントで、
普段は車の通りの多い池上通りも
通行止めになって万灯行列が通っていました。
大森ダイシン百貨店の送迎バスも中止になるという、
地域ぐるみの一大行事なのだ・・

ここで日蓮聖人が亡くなったという場所なんだから、
記念すべき霊跡なんですね。

わたしは引っ越して以来何回も訪れました。
根津に住んでいたときで言うと
谷中墓地や寛永寺にあたるお散歩道として
楽しませてもらっています。

歌舞伎の片岡家や力道山や花柳章太郎のお墓などもあったりします。

見上げるばかりに急な長い石段は
映画なんかにも使われているようです。

向田邦子ドラマでも
舞台は本門寺のそばってことになってるものがありました。
田中裕子・小林薫主演の『いとこ同士』なんか印象深いものです。

地域の名所は親しみがあるとともに
地域の誇りでもあるんですよね。

大勢の人で賑わったあと、
地元の人が静かに散歩する場所に戻った本門寺がまたいいです。

蒲田今昔写真展「懐かしい、来て良かった」

蒲田東急プラザで開催中の今昔写真展。

12日から、わが「聞き書き・大田区民の会」も参加して
来場者の人たちの
「懐かしい・・来てよかった・・!」
という声をたくさんすくい上げています。

写真はおもに、駅前や商店街、駅ビル工事、陸橋建設などの風景なんですが、

「ああ、ここ通ってた」
「この年に学校を卒業したんだ」
「ここに街頭テレビが出て力道山を見てね〜」

などという、
写真の風景の中にいた若かりし自分を
心の底からいとおしみ、なつかしむ
「叫び」とも言うべき熱い声が、続々と会場に響いていました。

写真の前でどなたかにそんなお話を伺っていると、
お隣で見ていた方も一緒になって

「そうでしたよね〜」
「うちはここの一本むこうの路地を曲がったところだったの」
「ここになんとかストアーっていう店があったよねえ?」

などと、
古い知り合いのように話がはずんだりしていました。
いいものですね。いっしょのところで暮らしていたってことは。

「今昔」という名称のとおり、
昔の写真と同じ場所と思われる場所の
現在の写真を新しく撮って一緒に展示してあります。
中には、
「通りが一本違うよ」
と指摘されたものがあったり、
どこだかわからなかった場所が
来場者の方によって解明されたり。

皆さんの記憶はほんとに鮮明で、
細かいことまでよく覚えていらっしゃいます。

昭和30年代まで、駅も街もとても粗末なんですが、
それがまた、いやなこととしてではなく、
「きったなかったけど、楽しかったな」
という思い出となっているみたいに見えました。
みなさん、なんともいえない
幸せをたたえた笑顔でお話をしてくれる方ばかりです。

松竹撮影所のあった流行のさきがけだった蒲田から、

高度成長を支えた労働者が集まった蒲田、

風紀が悪くて事件も多かった蒲田、

そうして今また、

そんな毀誉褒貶を経た、たくましい庶民の町としての蒲田。

そこに暮らす人たちに、

「かっこよくないし評判も良くないけど、

な〜んか居心地悪くはないんだよね」

という程度に愛される町なんですね、蒲田は。

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蒲田駅東急プラザ今昔写真展で蒲田を見直そう

10月8日から16日まで
蒲田駅、東急プラザ4階イベントスペースにて
蒲田今昔写真展
やってます。

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おもに昭和30年代の蒲田の
普通の街の様子が写された写真が多く出品されます。

目立たない場所だからどうか?
と懸念された人出も、
きのうは予想をはるかに上回って
会場にいたスタッフに声を掛けてくる人がとても多かったそうです。

大森〜蒲田あたりの人って、知らない人にも気軽に声をかける人、けっこういるんです。気取らない街です。

わたしの属する「聞き書き・大田区民の会」も
12日(水)〜16日(日)に
そういう来場者の方のお話をすくい上げたいと、
会場で聞き書きの活動をします。

昭和30年代の蒲田は、
全国からたくさんの、
中学を卒業して工場で働くために集まった若い人たちが
暮らしていました。
今あるいくつかの「区民センター」施設は
そういう人たちが勉強したり集まって話したりする
「ひとりぼっちじゃない」
を目的とする施設が原型になっています。
日本が歩んだ戦後の発展の道筋を支えた
大きな潮流の真ん中に蒲田もあったわけです。

現在の姿からそういうことに思いをいたす人は少なくなりましたが、
かつての主人公たちは今もたくさん
蒲田の周りで生活しています。

日本全国どこだってそうですが、
とるに足らない場末
というだけの場所はありえません。

地元で43年住民とともに歩んで、
街の一員として地元蒲田を盛り上げたいという
東急プラザさんの気持ちも徳です。

それを脇から協力・応援する人々が
いっぱい手を挙げるというのも地域として明るいことだと思います。

わたしは、いつもはそういう催しには消極的で
黙ったまま知らんぷりしている人なんですが、
最近ちょっと出て行こうかな・・
っていう気持ちも持つようになっています。

自分だけちっちゃな幸せにひたっていればいい・・
っていう気持ち、あります。
だけど、一人っきりじゃ生きていけないしね。

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聞き書きで普通の人の肉声を残そう

きのうは
「聞き書き・大田区民の会」
冊子づくり打ち合わせ会に行ってきました。

「聞き書き」は、聞き書き学会というものがあるのにかかわらず、
まだ世間に流通する共通概念にはなっていないような気がします。
けれども、昔から同様の行為は行われて来たと思います。
古いことの中に、普遍的な精神的エッセンスが存在していて、
どんなノウハウ本を読むよりも示唆に富んでいます。
そのことに受け手が気づくか気づかないか、なのです。
聞き書きという行いには、そういうことを考えさせる要素があります。
経験した人の肉声には聞き手を感心させる力があります。
大田区で
聞き書きによって多くの肉声が拾い上げられ記録されていくといいな、
と思っています。