カテゴリー

『蝶々にエノケン』読んでます

おもしろい逸話なのでメモしました。 中山千夏 『蝶々にエノケン 私が出会った巨星たち』講談社 の中に紹介される逸話です。 1962年2月の有楽町芸術座の 菊田一夫作・演出  <<怪盗鼠小僧>>に […]

カテゴリー

おりおりの久保田万太郎

「悲しいことがあると 開く革の表紙・・・・」 ではないですが、 季節がうつろうと取り出す書物 ってありませんか? 久保田万太郎の俳句集 って、わたしにとってそういう書物のひとつです。 生きているときは、毀誉褒貶あった人ら […]

カテゴリー

君子の交わり淡きこと

堀口大學聞き書き『日本の鶯』という本、読んでます。 関洋子さんのお仕事。 歌舞伎役者さんのことを書いた本を数冊、おもしろく読ませてもらってた方。 堀口大學って、萩原朔太郎のことを「萩原くん」って呼ぶような古い(?)人だっ […]

カテゴリー

グラス詩画集『蜉蝣』についての文章で蕎麦屋で一合のお酒なんか飲みたくなる

ギュンター・グラスが詩画集『蜉蝣』を出版したことについて、 ある方から聞いて知りました。 そして、その方が朝日新聞に書いた文章を 読ませていただきました。 ドイツ文学について、昔かじったことがあるけれど、 もう縁もゆかり […]

カテゴリー

年の暮れは、芝浜・掛け取り

サライの付録に落語のCDがついていました。 志ん生の「芝浜」 円生の「掛け取り」 年の瀬の噺ということで季節を楽しめる内容。 はや年も暮れてきました。 年の瀬の雰囲気を味わえる文学は、 久保田万太郎・・ 年の瀬をはじめ、 […]

カテゴリー

高峰秀子『人情話 松太郎』

高峰秀子さんの本はいくつか読んだことがあって いずれもエッセイのような本だったと思うが、 これは 『人情話 松太郎』 という題名だった。 小説か脚本のような題名だし、なんだろう? と思って買った。 そうしたら、川口松太郎 […]

カテゴリー

殿山泰司『三文役者あなあきい伝』

殿山泰司『三文役者あなあきい伝』ちくま文庫 を読みました。 殿山さんは89年に亡くなってるんですね。 まだまだ私なんかいろんなことがわかってなくて いい気になってたころだな。 映画やテレビに出てたのは覚えている。 文章に […]