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お稽古ごと

ただ弾いてるだけだから

趣味で楽器をやっている人は
自分が楽しいために演奏します。

プロはお客さんのために演奏しますが、
私達は、年に一度の発表会などで見てもらうときを一つの目標に
一生懸命に、かつ楽しんで練習しています。
発表会では自分が楽しく、
見る人に応援してもらったり
リフレッシュしてもらったりできるように
がんばります。

自分なりには少しでも「上手に」弾けるよう
がんばって練習しますが、
自分でもどう考えても「下手だな~」と
自覚することばかり!

「下手だな~」と思うことも
楽しいことの一部となっています。

例えば、こんなこともあります。

そのとき私は追善として作曲された曲をお稽古していました。
もう一人の人と合奏して先生に聞いてもらっていました。
曲が終わって先生は言いました。

「私が死んだときにそれを演奏しないでね。
何年かたってからならいいけど。」

死んだ直後にそんなにうれしそうな演奏をしてもらっちゃ困る、
という意味です。

「ただ弾いてるだけだからそうなるんだ~」
というわけですけど、

追善の心をにじませる演奏なんて
「とてもわしらには、できるもんじゃねえですだ~」

ってことで。

部分部分の手の練習を重ねて
そういう心を出すようにがんばるのでした!!

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