慌ただしく過ごしていると
あっという間に時間が過ぎてしまいます。
それもまた良し、なのですが
ちょっと走るのを休んでみようかな、と思うときもある。
さっきラジオで、森山遼太郎さんが
半年間活動をお休みした話をしていました。
人生限られた時間だから、
じっくり自分の目や耳や
心を生かして生きてみようか、
とか思う日もある。
ちょっと話がおおげさになりそうですが、
そんな大それたことではなく、
レトロ道具のお話です。
春風亭昇太さんなど、
使ってる人は使ってるのですが、
暖房器具としては熱が弱いので
わたしなどは、つい出しそびれてしまう道具、火鉢。
炭に火をおこして灰の中に入れるわけですが
そのとき必要な道具が「火おこし」です。
なんと今では、1社だけしか作っていないそうです。
底の部分が鋳物だと長持ちするのです。
ガスコンロの上であぶるのでアルミの廉価版だと
すぐにだめになってしまうようです。
火おこしだけ買う人はこちら
がお得ですが、
火鉢そのものや火箸や炭などを揃えようという場合は
ぜったい「火鉢の道具店」さんへ!!
親切で知識が豊富で、火鉢への愛情にあふれたお店です。
火鉢は、扱いに慣れれば
とてもおすすめな道具です。
暖房器具として、というよりも
手をかざして温める静かな時間を楽しんだり
いつか読んだ本のことをなぜか思い出したり
人生の物語を思い起こさせてくれる、不思議な道具なんです。