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国木田独歩「画の悲しみ」、日の光が明るければ明るいほど悲しみが増すこと

ともに絵を描くことが好きで得意な二人の少年、岡本と志村。 一緒に写生をしたことをきっかけにほんとうの友だちとなって 中学校に進んでも寄宿舎でともに過ごしていた。 しかし、志村は事情あって故郷の村へ帰り、 岡本は東京へ遊学 […]

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仕事以外でも毎日生かしたい「わかりやすく伝える技術」

きょう読んでいるのは 池上彰 『わかりやすく<伝える>技術』 講談社現代新書 似たような題名・内容の本を これまでにも読んできたような気がしますが、 何度でも読んでみたくなっちゃうテーマではあります。 仕事でだれもが必要 […]

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『蝶々にエノケン』読んでます

おもしろい逸話なのでメモしました。 中山千夏 『蝶々にエノケン 私が出会った巨星たち』講談社 の中に紹介される逸話です。 1962年2月の有楽町芸術座の 菊田一夫作・演出  <<怪盗鼠小僧>>に […]

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おりおりの久保田万太郎

「悲しいことがあると 開く革の表紙・・・・」 ではないですが、 季節がうつろうと取り出す書物 ってありませんか? 久保田万太郎の俳句集 って、わたしにとってそういう書物のひとつです。 生きているときは、毀誉褒貶あった人ら […]

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文化・芸術

古典芸能を味わうとき、久しぶりなのと日常親しんでいるのとの違い?

歌舞伎や文楽などの古典芸能を久しぶりに見に行くと、 なんだか「新鮮」なんだけど、 やっぱり「疎遠」な感じがして、 体にはいってこない というのを感じました。 11日(月・祝)に、国立劇場の文楽公演を見にいきました。 この […]

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君子の交わり淡きこと

堀口大學聞き書き『日本の鶯』という本、読んでます。 関洋子さんのお仕事。 歌舞伎役者さんのことを書いた本を数冊、おもしろく読ませてもらってた方。 堀口大學って、萩原朔太郎のことを「萩原くん」って呼ぶような古い(?)人だっ […]

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グラス詩画集『蜉蝣』についての文章で蕎麦屋で一合のお酒なんか飲みたくなる

ギュンター・グラスが詩画集『蜉蝣』を出版したことについて、 ある方から聞いて知りました。 そして、その方が朝日新聞に書いた文章を 読ませていただきました。 ドイツ文学について、昔かじったことがあるけれど、 もう縁もゆかり […]

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文化・芸術

新しい歌舞伎座こけら落としまであと101日だそうで~

新しい歌舞伎座こけら落としまであと101日だそうで~ 19日付けで、 4月5月6月の演目と出演者が発表されてましたね。 あ~ 気になるチケット料金は、わたしがいつも取る3階B席は4000円! ちょっと値上がりしてた。 最 […]

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年の暮れは、芝浜・掛け取り

サライの付録に落語のCDがついていました。 志ん生の「芝浜」 円生の「掛け取り」 年の瀬の噺ということで季節を楽しめる内容。 はや年も暮れてきました。 年の瀬の雰囲気を味わえる文学は、 久保田万太郎・・ 年の瀬をはじめ、 […]