東京文化財ウィークというものがあります。
そのうち、通年にわたって公開されているものの
一部を紹介したパンフレットがあります。
(撮影場所にちょうどうちのタマが・・)
わたしの住むところに一番近いのは、
「大森及び周辺地域の海苔生産用具」
すぐ近くの公園の施設内にあるとのこと。
近いのに見たことない・・
大森の海苔生産は昭和40年ごろまでで
行われなくなってしまいました。
全国に海苔の生産方法が伝わる元になったのはまさにここです。
江戸時代から300年の歴史がありました。
そのほか大田区では本門寺五重塔や
宝来山古墳などが挙げられています。
千代田区なら、旧江戸城桜田門やニコライ堂・・
NHKのブラタモリが、また始まるそうだけど、
昔の痕跡を伝えるものを日常風景の中に発見するのは、
楽しく想像が広がるものだと思います。
街はすっかり違うところのようになってしまったけど、
見たこともない古い時代の物に郷愁を感じる心を
多くの人が奥深いところに持っています。
見たことないのに懐かしい、って不思議ですけど。
わたしがむかし火鉢を使ったわけでもないのに今使うとホッとする、
とかいうのも共通でしょうか。
冊子を見ると、どの文化財も訪れて見てみたくなります。
このほか、
10月29日〜11月6日の
約一週間だけ公開されるものがあるそうです。
文化の秋です。