「音読の会」という集まりに参加しました。月に一度、誰でもデーを設けているという告知を見たので。近くの区民施設が会場でした。
その中で、岩手出身の方が宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を音読されたのを聞いて、感動・・衝撃を受けました。
考えてみれば、この詩(かどうかは論議もあるそうですが)は、こういう訛りのある言葉から書かれたものだったのです。
宮沢賢治の頭の中には、こういうアクセントとか抑揚の言葉があったんだな、と改めて気づかされました。
そして、その訛りで「雨ニモマケズ・・・そういうものにわたしはなりたい」を聞くと、なんとまっすぐな叫びだろう、なんと静かでありながら強い願いだろう、と心にずっしり響いてきました。
訛りって、ほんとにいいもんですね。
この叫びはやっぱりこの訛りで再現されなければならない、と涙が出そうなほどに思いました。