うちのトースターは古い。
(「うちはトースターも古い。」と言うべきか)
途中、引っ越したりして倉庫にはいっていた期間が2、3年・・
とはいえ、それでももう20年ぐらい使っている。
内部や天井に焦げ模様がついていたりするけど、
機能は問題ないので、
もはや古道具のようになりながらも頻繁に使用している。
5年くらい前か、前の取っ手がグラグラになり、
とうとう折れてしまった。
トースター自体を寿命として取り替えてしまうことも
考えないではなかったけれど、
焼く機能は壊れていないから、捨てることもない気がした。
ヒモなどで間に合わせの取っ手をつけて使いながら
しばらく考えていた。
そのとき思いついたのが、この取っ手でした。
「越」の字が薄れちゃってるのがちょっと惜しいんですが・・
三越さんが、大きい荷物を持ち帰るお客に渡していたらしき、
木の持ち手。
骨董屋さんで買い物をしたときに
持ち帰り用にもらったのを、しまってありました。
いつごろまで使われていたんでしょうか?
昭和50年代くらいならありそう?
でも、字が右から左へ書かれているから
普通なら戦争前ですけど・・そんなに古くはなさそう・・
というわけで、
この持ち手を針金でとりつけまして、
トースターは、
もはや愛着さえ覚えて毎日のように登場する電気製品として
使い続けることになりました。
古い家電製品は危険だったり燃費が悪かったりするので、
どんな家電にもあてはまるわけではありませんが、
トースターに関しては燃費が悪いということもなさそうで、
危険にならない限り使っていこうかと思っている次第です・・