台風できょうの予定が中止になりました。 さて、おうちにいられることになりました。 思ってもみなかった「おうち時間」。 机に向かってふと手がのびたのが 「歳時記」→「久保田万太郎句集」 くらしの中にいる人の一瞬をしみじみと […]
カテゴリー: 本
普通の人たちが運命に従って生きる、喜びと悲しみ
人間を50年やって、ようやくなんとなくわかる気のする「生きる悲しみ」。 生まれてからずっと、我が身の置かれた境遇で 日々を生きている普通の人。 暮らしのために苦しいことに耐え、いやなことをがまんし、 ときどき楽しみもある […]
いい作品を作り出した芸術家たちの側面
いろんなことに悩んだりするふつうの毎日。 ずっとむかしから人は、 こうやってちっちゃいことに苦しんで生きてきたんだろう、などと思う。 ちっちゃい自分の存在の中の、またまたちっちゃい出来事や人間関係にこだわりながら。 そう […]
読んだと思ってる有名作の内容が違っていたとき
有名な文学作品で、読んだと思ってるし、実際読んだのかもしれない作品。 でも、内容をよく覚えていなくて、 たぶんこんな内容だったと思う・・ 程度のおぼろげな記憶しかない作品って、 多いです。 読み返す機会もなく過ごしていて […]
3代目市川猿之助襲名披露興行が昭和38年5月に行われました。 祖父の2代目猿之助の当たり役『黒塚』を、 急遽、しかも、周囲の反対を押さえて 行うことになったそうですね。 弱冠23歳で顔にシワを描いて、 ゴマ塩の白の鬘で舞 […]
本を読むと、自分の感性で判断できるようになる
子どものころから本をいっぱい読んでいると 人を見る目が広くなります。 そういう人が増えるといじめが減ります。 とくに子ども向けの本には、 変わった人・目立たなかった人・だめだと思われていた人 などが、実は 優れた人・卓越 […]
戸板康二さんは、弟子をとらない方で、 年下の人たちのことは、「若い友だち」と呼んでいた。 にもかかわらず、みんながごく自然に戸板さんのことは「先生」と呼んでいた。 かなりの作家のこともさんづけですましていたベテラン編集者 […]
時がたつとわからなくなるもの お芝居のセリフ
『四谷怪談』序幕 浅草寺境内額堂の場で、 「藤八五文奇妙」(トオハチ ゴモン キミョウ) というセリフがある。 昭和24年に出たとき、その場が上演されるのは明治10年以来(!)で、 いったいどんな意味なのかわからない。 […]
ともに絵を描くことが好きで得意な二人の少年、岡本と志村。 一緒に写生をしたことをきっかけにほんとうの友だちとなって 中学校に進んでも寄宿舎でともに過ごしていた。 しかし、志村は事情あって故郷の村へ帰り、 岡本は東京へ遊学 […]
きょう読んでいるのは 池上彰 『わかりやすく<伝える>技術』 講談社現代新書 似たような題名・内容の本を これまでにも読んできたような気がしますが、 何度でも読んでみたくなっちゃうテーマではあります。 仕事でだれもが必要 […]